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兵端

へいたん
名詞
1
標準
hostilities
文例 · 用例
愈よ兵端を開く時には浜御殿、今の延遼館で、火矢を挙げるから、ソレを相図に用意致せと云う市中に布令が出た。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
江戸ッ子は口の悪いもので、「瓢箪兵端の開け初めは冷火矢でやる」と川柳があったが、是れでも時の事情は分る。
福翁自伝 福翁自伝 青空文庫
間もなく老中からの達しでは、その藩においてこの際兵端を開くことは宜しくない、また幕府から援軍も差立てられ難い、而してかつて出兵の際の放火一件に関しては、その挨拶として使者を立てるだけは、差支ないという趣旨であった。
内藤鳴雪 鳴雪自叙伝 青空文庫
英艦応接の儀は浪華港へ相回し、拒絶談判これあるべく、万一兵端を開き候節は大樹自身出張、万事指揮これあり候わば、皇国の志気|挽回の機会にこれあるべく思し召され候。
第一部上 夜明け前 青空文庫
あるものはイギリスの三か条がすでに拒絶せられたといい、あるものは仏国公使が調停に起ったといい、あるものは必ず先方より兵端を開くであろうと言った。
第一部上 夜明け前 青空文庫
現今世界中海軍の勢威を輝かす英米両国互に兵端を開けば、必ず南仏陸地に於て勝負を決したる覆轍(普仏戦争一八七〇年七月宣戦――九月セダン大敗)に出でざる事知るべし。
服部之総 黒田清隆の方針 青空文庫
海森川義信貝がらのなかに五月の陽がたまつてゐる砂の枕がくづれると ぼくはもはや海の上へいたんだ心臓は波にさらはれ青絹の野原をきのふの玩具がうごいてゆく
森川義信 青空文庫
作例 · 標準
外交交渉が決裂し、ついに両国は兵端を開くこととなった。
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一度兵端を開けば、どちらかが屈するまで戦いは止まらない。
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平和を望む民衆の願いも虚しく、独裁者の野心によって兵端が発せられた。
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