解体
かいたい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #5887 · 青空 260 例
標準
demolition
文例 · 用例
私は山を包む濃雲に絶望しながらも、屋根へ這い上って、虚空を見ていると、眼の前を灰色の霧は、渦巻いて、髯を伝わる呼吸が、雫となってポタポタ落ちる、鉛筆をポッケットから出して、弟が寒暖計を見て報告する温度を、手帖に記していると、傍から鉛筆の墨が滲んで、文字が紙の上で解体するほどの霧だ。
— 小島烏水 『雪中富士登山記』 青空文庫
「死は人間の解体である。
— 平出修 『計画』 青空文庫
破壊は社会の解体である。
— 平出修 『計画』 青空文庫
沈没汽船引揚、及解体作業が完成して、愈々銅鉄品を売捌くに当って、闇取引をしたのである。
— 織田作之助 『俗臭』 青空文庫
現代詩壇に於ける自由詩は、その始め、実に新体詩から解体して、次第に済し崩しになったのである。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
我我の肉体は解体して、他の物質に変つて行く。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
物質と細胞とで組織され、食慾し、生殖し、不断にそれの解体を強ひるところの、無機物に対して抗争しながら、悲壮に悩んで生き長らへ、貝のやうに呼吸してゐる悲しい物を。
— 萩原朔太郎 『散文詩集『田舎の時計 他十二篇』』 青空文庫
杉田玄白の「解体新書」や「蘭学事始」などもその中にあった。
— 太宰治 『惜別』 青空文庫
標準
dissolution (of an organization, company, etc.)
標準
dissection (of a body)
ウィキペディア
解体(かいたい)とは、ばらばらにすること。解体される対象によってさまざまな意味を持つ。
出典: 解体 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0