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懐胎

かいたい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
conception
文例 · 用例
「翌々日の新聞を見ると年は十九、兵士と通じて懐胎したのが兵士には国に帰って了われ、身の処置に窮して自殺したものらしいと書いてありました、ともかく僕はその夜|殆ど眠りませんでした。
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
「翌々日の新聞を見ると年は十九、兵士と通じて懐胎したのが兵士には国に帰って了われ、身の処置に窮して自殺したものらしいと書いてありました、ともかく僕はその夜殆ど眠りませんでした。
国木田独歩 牛肉と馬鈴薯 青空文庫
そんな状態で幾年かを無意味に送る間に、お杉は懐胎して重太郎を生んだが、産後の肥立が不良いので久しく床に就いた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
よくよく事情を察するに、当時は恋愛至上主義の行われていた世で、女は愛情の命ずるがままに行動して、それで自から欺かぬ、よい事と許されていた惰弱時代であったから、右衛門の母は兼盛と、手を繋いで居た間に懐胎したが、何様いう因縁かで兼盛と別れて時用の許へ帰したのである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
彼女らは総てが懐胎しているのだ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
殊にハーレムの王中の王、その最勝王ブルは三百頭の成牝と交接し、その懐胎するに到るまで続けて抱擁し、その三百頭ことごとくを懐胎せしむる。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
十月十一月、寒風の吹き荒むとともに、懐胎したカウの大群集は成長した幼獣、処女獣と南方に向って去り、半成牡も去り、そうして、かの絶倫なる諸王、ブル中の英雄たちも、不眠と絶食と間断なき性交とに、疲労困憊の極は、へとへとによろよろになってようやくに後から後から蹤いて去るのだ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
月水の絶たるは、仙童に訊ふまでもなく懐胎の徴なり。
北村透谷 処女の純潔を論ず 青空文庫