元は
もとは
表現
標準
originally
文例 · 用例
元は公卿の出ですが、子供の時から三要の手元に引取られて、坐禅学問を勉強しながら、高貴の客があるときには接待の給仕に出ます。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
おや、お貸元は何処へ行きなすったんだ」 源兵衛、 「あの人帰ったよ。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
が、それでもそんな事を續けて行く内に、私の足元は一日一日と固まつて行つた。
— 南部修太郎 『病院の窓』 青空文庫
風雨の音を聞いているのか、原稿を見ているのか、はた遠く百里のかなたの人を憶っているのか、秋山は心のうちで、大津の今の顔、今の目元はわが領分だなと思った。
— 国木田独歩 『忘れえぬ人々』 青空文庫
それで相手の顔は見ないで、月を仰だ目元は其丸顔に適好しく、品の好い愛嬌のある小躯の女である。
— 国木田独歩 『二少女』 青空文庫
これも元はシナあたりから伝来したものかもしれないが、日本の風土に適合したために土着したものであろう。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
そいつは元は上野の山内の坊主で、歌女寿よりも年下なんですけれども、女に巧くまるめ込まれて、とうとう寺を開いてしまって、十年ほど前から甲州の方へ行って還俗していたんですが、故郷忘じ難しで江戸が恋しくなって、今度久し振りで出て来て、早速歌女寿のところへ訪ねて行くと、女は薄情だから見向きもしない。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
腰元は正しく幽靈であつた。
— お文の魂 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
この企画は元は小さなアイデアでしたが、今では会社全体を巻き込むプロジェクトになりました。
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彼女の苗字は元は山本だったが、結婚して鈴木になった。
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この古い建物は元は銀行だったが、今はカフェとして使われている。
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