偽者
にせもの
名詞頻度ランク #35210 · 青空 85 例
標準
impostor
文例 · 用例
男はそのかみ、神武御東征のとき、偽者土蜘蛛と呼ばれ、来目の子等によって征服されて帰順した、一党の裔であった。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
といったら、考えるまでもなく、それは偽者だというだろうが、なにぶんにも今の時節だ。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
たとい偽者であるにもせよ、けさまでわが子と思っていたお元を、このまま直ぐに追い出すに忍びないような弱い気にもなった。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
いかにお此が弱い気になったからといって、すでに偽者の正体があらわれた以上、それをわが子として養って置くことは出来ない。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
勿論それも外聞にかかわることではあるが、偽者と知らずに連れ込んだというよりはましである。
— 岡本綺堂 『鼠』 青空文庫
ほん者ばかりでなく偽者もまじってくる。
— 異人の首 『半七捕物帳』 青空文庫
勿論、それがほん者か偽者かよくわからないが、いつでも二人づれで異人の生首を抱えてくる。
— 異人の首 『半七捕物帳』 青空文庫
しかし偽者の多いことは世間でも大抵知って来たので、単に口さきで嚇したばかりでは睨みが利かないと思って、かれらは真の攘夷家であることを証明するためと、あわせて相手を威嚇するために、異国人の生首をたずさえてゆくことを案出した。
— 異人の首 『半七捕物帳』 青空文庫
作例 · 標準
彼は、パーティーに紛れ込んだ偽者ではないかと疑われた。
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「まさか、あの人が偽者だったなんて!」と、彼女は驚きを隠せないようだった。
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探偵は、容疑者の中に偽者がいることを突き止めた。
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