ペテン師
ぺてんし
名詞
標準
swindler
文例 · 用例
と書いたとしても、すぐさま「この大嘘つきのペテン師め」と槍や鉄砲玉が飛んでくることはない。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
なんのあなたがペテン師なものか。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
水田の真ん中で、ペテン師の車屋を解雇すると、私は自分の鞄を受け取って、一人てくてくと歩き出しました。
— 一八九三年七月二二日付 チェンバレン 宛 『手紙』 青空文庫
だが、あいつは途轍もないペテン師だからなあ。
— または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊 『死せる魂』 青空文庫
そこで彼は、くだんの紳士に向かって、お前は五等官の贋物だ、お前はペテン師で悪党だ、お前は俺の鼻以外の何者でもないのだと、単刀直入に言ってやろうと心を取り直した……。
— ニコライ・ゴーゴリ 『鼻』 青空文庫
そういう訳でコワリョーフは、安寧の府たる警察署へ行くように、馭者に言いつけるばかりになっていたのであるが、急に考えが変って、あのペテン師の悪党野郎はすでに初対面の時からして、あんな図々しい態度をとったほどであるから、いい潮時を見て、まんまと都落ちをしてしまうかもしれない。
— ニコライ・ゴーゴリ 『鼻』 青空文庫
五年間、人力がつくせる最高のエネルギーを発揮して、氷河と、大烈風とひっ組んだじぶんのあの労苦を、いま舌三寸で事もなげにいうこのペテン師と、彼は怒気あふれた目で、ぐいと相手をにらみ据えた。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
なんの、ペテン師、売名漢と初手から見くびったケルミッシュが、さながら人間以上のおそろしい力をもっている。
— 天母峰 『人外魔境』 青空文庫
作例 · 標準
彼は巧みな話術で高齢者を信用させる、絵に描いたようなペテン師だった。
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「あいつはペテン師だ」という噂が広まり、彼は誰からも相手にされなくなった。
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変装の名人であるそのペテン師は、警察の追跡をかわして姿を消した。
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