小作権
こさくけん
名詞
標準
tenant rights
文例 · 用例
それに、狩太には私の農場の他に、曾我、深見、松岡、小林、近藤などといふ農場があつて、孰れも同じことですが、一種の小作権売買といふのがあるのです。
— 有島武郎 『私有農場から共産農団へ』 青空文庫
景気がよければよいで、その小作権を売つて、割のいゝ他の職業に就く。
— 有島武郎 『私有農場から共産農団へ』 青空文庫
私は明治廿七八年頃から小作人の生活をみてゐますが実に悲惨なものでありまして、そのため私の農場の附近は現在小作権といふものに殆ど値がないのであります。
— 有島武郎 『農場開放顛末』 青空文庫
管理人が遠廻しに、小作権を坪幾何の割で買取ってもいいとよく云ってくる。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
土地買上に対する小作権の継続等が主な要求となっているそうである。
— 宮本百合子 『「ラジオ黄金時代」の底潮』 青空文庫
やがて彼の所にも小作権移動の通知が舞い込んだのだ。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
そうだ、不貞腐れの婦が身を売ったために小作権がもとに返った時、いっそのこと婦を殺し自分も諸共死ねばよかったのに。
— 金史良 『土城廊』 青空文庫
作例 · 標準
戦後の農地改革で、小作権は大きく保護されるようになった。
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小作権の確立は、農民の生活を安定させる上で重要だった。
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この土地には、昔からの小作権が設定されている。
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