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御許

みもと
名詞
1
標準
(his) side
文例 · 用例
御住所を搜し、こちらからお訪ねして、なほ精しく故人の御遺徳をも伺ひ、それから、私ごとき非文不才の貧書生に、この活字日誌の使用を御許可下さるかどうか、改めてお願して、そのおゆるしを得て、はじめて取りかかるべき筋合ひのものであるとは、不徳の小文士と雖も、まづは心得て居りました。
太宰治 文盲自嘲 青空文庫
46=本堂 和尚が今度は男達に、T「拙僧が今、御教え致しました室に」 と云って、T「貴女の想う御婦人が、貴下の来るのを待って居られます」T「御仏が御許しなされたのです」T「勇敢に御進みなさい」47=門前 伝六の率いる捕方の一隊ひしひしと詰めかけた。
山中貞雄 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 青空文庫
46=本堂 和尚が今度は男達に、T「拙僧が今、御教え致しました室に」 と云って、T「貴女の想う御婦人が、貴下の来るのを待って居られます」T「御仏が御許しなされたのです」T「勇敢に御進みなさい」47=門前 伝六の率いる捕方の一隊ひしひしと詰めかけた。
山中貞雄 右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法 青空文庫
」 と祖母がせかせかござって、「御許さい、御許さい。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
いくら神さまが寛大だからといって、これだけは御許容なさるまい。
太宰治 チャンス 青空文庫
摩登伽尼 ――証道の御許しのと、そんな至ったことはわたくしの分際でもなし、また望みでも御座いません。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
その姉妹にマリヤといふ者ありて、イエスの足下に坐し、御言を聴きをりしが、マルタ饗応のこと多くして心いりみだれ、御許に進みよりて言ふ「主よ、わが姉妹われを一人のこして働かするを、何とも思ひ給はぬか、彼に命じて我を助けしめ給へ」主、答へて言ふ「マルタよ、マルタよ、汝さまざまの事により思ひ煩ひて心労す。
太宰治 律子と貞子 青空文庫
殊にも先年、やはり内々ごひいきだつた畠山の御一族を心ならずも失ひなされてからは、この唯一の生きのこりの大功臣をいよいよ大事においたはりなされ、このたびの上総の国司所望の事もなるべくは御許容なされたいやうな御様子が私たちにさへほの見えてゐたのでございます。
太宰治 右大臣実朝 青空文庫