身元
みもと
名詞頻度ランク #13828 · 青空 370 例
標準
(one's) identity
文例 · 用例
これでもおあがりなさい」 鉢を差し出してやると、娘は嬉しそうに食べ、水を掬って来て飲ませると、娘はやっと元気を恢復した様子、そこで娘の身元ばなしが始まりました。
— 岡本かの子 『鯉魚』 青空文庫
いま、奥で一ぱい飲みながら考えていたところさ」 中老の男はじろじろ私を見るので主人は正直に私の身元を紹介した。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
小松という名刺を見て主人は心当りがないらしく、ボーイにもう一度身元を聞かせた。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
本来博士号は一つことを数年根気よく勉強したという身元保証書の一行である。
— 寺田寅彦 『学位について』 青空文庫
そのなかの誰かが葉藏の身元をあれこれと尋ねた。
— 太宰治 『道化の華』 青空文庫
しかし自殺とすれば原因は何だろう」 かくして彼等は私の身元や素行を一通り調べるであろう。
— 夢野久作 『線路』 青空文庫
やがて候補者が見付かったので、彼女は自分でも、八方手を尽して、その男の身元、素性、性癖、能力、健康、収入等を知ろうと努めます。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
Y君は、俳優名鑑に依って、夙に彼女の身元位は諳んじていたのだから。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
標準
(one's) character