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賊名

ぞくめい
名詞
1
標準
(the stigma of) the name of "rebel"
文例 · 用例
其後數度の大赦特赦等があつて賊名などは除かれ、徳川慶喜公さへも後には公爵に列せられたけれども、維新の時に薩長に反對して戰死し、若しくは敗北の責を負うて死を賜つたものなどは、贈位の恩典に浴して居ない。
内藤湖南 維新史の資料に就て 青空文庫
是等も當時の順逆からいへば明かに賊名を受くべきもので、而もその服罪の仕方は維新の際の東北諸藩の家老等と同樣であるにかゝはらず、これ等の人々は既に贈位の恩典に浴して居る。
内藤湖南 維新史の資料に就て 青空文庫
そこで中斎が奪い取り、救民の資にあてようとしたのを、宇津木矩之丞が賊名を恐れ、変名をして浪人者となり、平野屋の寮の門前で、鮫島大学と斬り合って、その武勇を現わして、平野屋の老主人に認められ、その貴重品を托せられたのである。
国枝史郎 前記天満焼 青空文庫
太宰少弐(広嗣)この世に納れられず、謬て賊名をとりきといへども、たちどころに軍卒一万余を嘯集せるがごとき、敗れて値嘉島より船出したるがごとき、その胆略計るべからざるものあり。
蒲原有明 松浦あがた 青空文庫
賊名を負う彼らの足が西へと向いたのは、それを聞いた時であったとも言わるる。
第一部下 夜明け前 青空文庫
それが為に彼は長く史上に賊名を歌われている。
大賊小賊・名誉の悪党 時勢と道徳観念 青空文庫
成り行きしだいでは、青年将校たちと同じように賊名を負わなければなりませんし、万一そんなことにでもなったら、実際、何と言っていいか……」「そのうち、参加者の名前もわかるでしょうが、家族の方たちのお気持ちはどんなでしょう。
第五部 次郎物語 青空文庫
自分のためではない、一身一族の栄辱を捨て、最大多数の民百姓のため、天下の政道をよくするために、あえて賊名を負って死んだのだ。
山本周五郎 花も刀も 青空文庫
作例 · 標準
反乱を起こした彼は、朝廷から賊名の烙印を押された。
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一度賊名の汚名を着せられると、名誉を回復するのは難しい。
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彼は賊名のまま、歴史の闇に消えていった。
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