殺気
さっき
名詞頻度ランク #43211 · 青空 879 例
標準
thirst for blood
文例 · 用例
殺気に満ちた静けさが長くつゞいた。
— 太宰治 『地図』 青空文庫
死骸のように疲れた佐野の衣裳に殺気が漲っています。
— 吉行エイスケ 『バルザックの寝巻姿』 青空文庫
戦闘の気分と、その間の殺気立った空気とは、兵卒を酔わして半ば無意識状態にさせる。
— 黒島傳治 『戦争について』 青空文庫
彼等は殺気立ち、無鉄砲になり、無い力まで出して、自分達に勝味が出来ると、相手をやっつけてしまわねばおかない。
— 黒島傳治 『戦争について』 青空文庫
彼等は、既に、内地にいる時よりも、言葉も、行動も、気性自身が、荒ッぽく殺気立っていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
聞いたものがなかったりすると妙に殺気立った。
— 梶井基次郎 『泥濘』 青空文庫
眼光鋭く、意気激しく、いずれも拳に力を籠めつつ、知らず知らず肱を張りて、強いて沈静を装いたる、一室にこの人数を容れて、燈火の光|冷かに、殺気を籠めて風寒く、満洲の天地初夜過ぎたり。
— 泉鏡花 『海城発電』 青空文庫
夕立雨の今や来たらんといふやうなる時、天の半を一面に蔽ひて、十万の大兵野を占めたる如く動かすべくもあらぬさまに黒みわたり、しかも其中に風を含みたりと覚しく、今や動ぎ出さんとする風情、まことに一敗の後の将卒必死を期してこと/″\く静まりかへつたるが中に勃々として抑ふべからざる殺気を含めるが如し。
— 幸田露伴 『雲のいろ/\』 青空文庫
作例 · 標準
彼の目には殺気がこもっており、周囲の者は息をのんだ。
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山中で熊に遭遇した時、野生動物の殺気を感じた。
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ライバルチームの選手たちは、試合開始前から殺気を放っていた。
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