揺らぐ
ゆらぐ
動詞-五段-ガ行動詞-自動詞頻度ランク #29301 · 青空 203 例
標準
to swing
文例 · 用例
一首一首を詠んでそれぞれ生きた感情に触れ、更に全体を読去って、また全体から受ける共鳴の響きが、暫くの間読者の胸に揺らぐを禁じ得ないのである。
— 伊藤左千夫 『歌の潤い』 青空文庫
風に吹かれるとかえって余計に暑くて窒息しそうで、こうなると街路の柳の夕風に揺らぐのが、かえって暑さそのものの象徴であるように思われた。
— 寺田寅彦 『夏』 青空文庫
それからたちまち闇が戻されて眩しい花の姿は消えましたので、ガドルフはせっかく一|枚ぬれずに残ったフラン[※5]のシャツも、つめたい雨にあらわせながら、窓からそとにからだを出して、ほのかに揺らぐ花の影を、じっとみつめて次の電光を待っていました。
— 宮沢賢治 『ガドルフの百合』 青空文庫
自分が手籠めになろうとしたのを、折よく来かかって扶けてくれた、旅客に顔を見られたが、直ぐにとこうの口も利かず、鬼に捉られた使の白鳩、さすがに翼を悩めたらしゅう、肩のあたり、胸のあたり、黒髪も打揺らぐは、朝風のさそうにあらず、はずんで呼吸をつくのであった。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
宮の森を黒髪にして、ちょうど水脈の血に揺らぐのが真白な胸に当るんですね、裳は裾野をかけて、うつくしく雪に捌けましょう。
— 泉鏡花 『半島一奇抄』 青空文庫
それが風に揺らぐと、反射で滑らかな崖の赤土の表面が金屏風のように閃く。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
歩調のせいでしょうか、それとも浴びる光の加減でしょうか、その身体の揺らぐ度に女の影は一重に見えたり二重に見えたりします。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
死の存在に揺らぐ心を抑えながら。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
作例 · 標準
木の葉が風に大きく揺らぐ。
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彼の決意は、どんな困難にも揺らがなかった。
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ろうそくの炎が、静かに揺らぐ。
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標準
to waver
作例 · 標準
不確かな情報に、彼の信念が揺らぐことはなかった。
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自信が一度揺らぐと、なかなか回復するのは難しい。
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市場の混乱で、経済の先行きが揺らいでいる。
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