ふらつく
ふらつく異読 フラつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to feel giddy
文例 · 用例
酔ったのかと思うと、急にまじめな、ちゃんと筋のとおった話をするし、いくら飲んでも、足もとがふらつくなんて事は、ついぞ一度も私どもに見せた事は無いのですからね。
— 太宰治 『ヴィヨンの妻』 青空文庫
小松の中をふらつく自分も、何んだかその、肩から上ばかりに、裾も足もなくなった心地、日中の妙な蝙蝠じゃて。
— 泉鏡花 『春昼』 青空文庫
」 城を語る時、初阪の色酔えるがごとく、土地|馴れぬ足許は、ふらつくばかり危まれたが、対手が、しゃんと来いの男衆だけ、確に引受けられた酔漢に似て、擦合い、行違う人の中を、傍目も触らず饒舌るのであった。
— 泉鏡花 『南地心中』 青空文庫
ゆがんだ儘、女は二人の男を左右にくっつけてふらつくように歩いて来た。
— 岡本かの子 『決闘場』 青空文庫
八は少し頭がふらつく。
— 森鴎外 『金貨』 青空文庫
生憎夜から冴え切つて居た空には烈しい西風が立つて、それに逆つて行くお品は自分で酷く足下のふらつくのを感じた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
それでも殆んど手桶一|杯に成り相な蒟蒻の重量は少しふらつく足を危く保たしめた。
— 長塚節 『土』 青空文庫
この米高また紙高の時節に羊に関する雑談などを筆するは真に張り交ぜ屏風を造って羊に食わすほど紙|潰しな業と思えど、既に六、七年続き来った『太陽』の十二獣談を今更中絶も如何と、流行感冒の病み上りでふらつく頭脳で思い付き次第に書き出す。
— 羊に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
徹夜で勉強した翌朝は、頭がぼーっとして足元が少しふらつく。
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お酒を飲みすぎて、まっすぐ歩こうとしても体が勝手にふらついてしまう。
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風邪薬を飲んだら眠気に襲われ、歩いていると意識が遠のいてふらつく感じがした。
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標準
to be unfixed (emotions, beliefs, etc.)
作例 · 標準
彼の甘い言葉を聞いて、結婚の約束をしていた心がふらついてしまった。
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転職を勧められて、今の会社に残るべきか気持ちがふらついている。
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一度は固めた決意だったが、友人の反対意見を聞いて信念がふらつき始めた。
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標準
to wander aimlessly
作例 · 標準
特に目的もなく、休日の午後をあてもなく街をふらついて過ごした。
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彼は仕事を辞めてから、しばらくの間、海外をふらついていたらしい。
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見知らぬ猫が、時々庭先をふらついているのを見かけるようになった。
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