正服
せいふく
名詞
標準
uniform
文例 · 用例
「いや、あの……(鬼がと云おうとしたが、流石に自分を鬼とは云えなかった)日本軍が強いのは、正服を着た軍隊に対した時だけだよ。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
ドアの外で正服の警官がふたり見張りしていることをやがて知った。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
ドアの外で正服の警官がふたり見張りしてゐることをやがて知つた。
— 太宰治 『火の鳥』 青空文庫
私服正服の警官四十数名監視、反小原派の帝大教授、その夫人、竝に父兄等活躍す。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
この日は朝の珈琲を部屋にて飲み、午頃大隊長と倶にグリンマといふところの銃猟仲間の会堂にゆきて演習見に来たまひぬる国王の宴にあづかるべきはずなれば、正服着て待つほどに、あるじの伯は馬車を借して階の上まで見送りぬ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
一月中旬に入りて昇進任命などにあへる士官とともに、奥のおん目見えをゆるされ、正服着て宮に参り、人々と輪なりに一間に立ちて臨御を待つほどに、ゆがみよろぼひたる式部官に案内せられて妃出でたまひ、式部官に名をいはせて、ひとりびとりこと葉を掛け、手袋はづしたる右の手の甲に接吻せしめ玉ふ。
— 森鴎外 『文づかひ』 青空文庫
この日は朝の珈琲を部屋にて飲み、午ごろ大隊長とともにグリンマというところの銃猟仲間の会堂にゆきて演習見に来たまいぬる国王の宴にあずかるべきはずなれば、正服着て待つほどに、あるじの伯は馬車を借して階の上まで見送りぬ。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
一月中旬に入りて昇進任命などにあえる士官とともに、奥のおん目見えをゆるされ、正服着て宮に参り、人々と輪なりに一間に立ちて臨御を待つほどに、ゆがみよろぼいたる式部官に案内せられて妃出でたまい、式部官に名をいわせて、ひとりびとりことばをかけ、手袋はずしたる右の手の甲に接吻せしめたもう。
— 森鴎外 『文づかい』 青空文庫
作例 · 標準
会社では、式典の際に全員が正服を着用する決まりだ。
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正服姿の警備員が、会場の入り口で来場者を迎える。
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彼はタンスの奥から、久しぶりに正服を取り出した。
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