年紀
ねんき
名詞
標準
year
文例 · 用例
年紀は若し、お前様、私は真赤になった、手に汲んだ川の水を飲みかねて猶予っているとね。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
足は忘れたか投出した、腰がなくば暖簾を立てたように畳まれそうな、年紀がそれでいて二十二三、口をあんぐりやった上唇で巻込めよう、鼻の低さ、出額。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
)(何にしても貴僧には叔母さんくらいな年紀ですよ。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
すると、さも嬉しそうに莞爾してその時だけは初々しゅう年紀も七ツ八ツ若やぐばかり、処女の羞を含んで下を向いた。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
さあ、其処へ、となると、早や背後から追立てられるように、そわそわするのを、なりたけ自分で落着いて、悠々と歩行き出したが、取って三十という年紀の、渠の胸の騒ぎよう。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
この女房の母親で、年紀の相違が五十の上、余り間があり過ぎるようだけれども、これは女房が大勢の娘の中に一番|末子である所為で、それ、黒のけんちゅうの羽織を着て、小さな髷に鼈甲の耳こじりをちょこんと極めて、手首に輪数珠を掛けた五十格好の婆が背後向に坐ったのが、その総領の娘である。
— 泉鏡花 『国貞えがく』 青空文庫
「女房ですから、」 と立派に言い放ち、お柳は忽ち震いつくように、岸破と男の膝に頬をつけたが、消入りそうな風采で、「そして同年紀だもの。
— 泉鏡花 『木精(三尺角拾遺)』 青空文庫
「左様なんかねえ、年紀の故もあろう、一ツは気分だね、お前さん、そんなに厭がるものを無理に食べさせない方が可いよ、心持を悪くすりゃ身体のたしにもなんにもならないわねえ。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
作例 · 標準
その書物には、出版された年紀が記されている。
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歴史的資料から、その事件の正確な年紀が判明した。
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この地域の年紀ごとの気候変動を調査する。
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標準
age
作例 · 標準
彼女は年紀の割にとても若く見える。
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年紀を重ねるごとに、人生の深みが増す。
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この種の植物は、年紀によって花の色が変わる。
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