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背広

せびろ異読 セビロ
名詞頻度ランク #21657 · 青空 1144
1
標準
business suit
文例 · 用例
今日も彼は紺の背広を着て熊のやうにしづ/\と南国の夏の町を歩いてゐるのであらう。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
黒のサージの背広を着て、テカテカに光るネクタイを締めてゐる。
中原中也 三等車の中(スケッチ) 青空文庫
それで学校に式のある時など、他の教師は皆礼服で列席するのに、ヘルンは一張羅の背広で押し通していた。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
ずいぶん痩せ細っているようであったけれども身丈は尋常であったし、着ている背広服も黒サアジのふつうのものであったが、そのうえに羽織っている外套がだいいち怪しかった。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
さまざまの背広服のほかに、学生服を着たり、菜葉服を着たり、あるときには角帯に白足袋という恰好で私を狼狽させ赤面させた。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
「あのお写真は、」部屋の長押に、四十歳くらいの背広を着た紳士の写真がかけられていたのである。
太宰治 佳日 青空文庫
けれども、かれは豪放磊落を装い、かまわんかまわんと言って背広服で料理屋に乗込んだものの、玄関でも、また廊下でも、逢うひと逢うひと、ことごとく礼服である。
太宰治 佳日 青空文庫
いつも背広の片腕に黒い喪章を巻いていたような気がする。
寺田寅彦 ベルリン大学(1909-1910) 青空文庫
作例 · 標準
彼は新入社員らしく、パリッとした清潔感のある背広に身を包んでいた。
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重要な商談がある日は、勝負服として一番気に入っている背広を着ていく。
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祖父は退職した後も、冠婚葬祭の時には仕立ての良い背広を大切に着ている。
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