ズボン
ずぼん
名詞
標準
文例 · 用例
僕はズボン下に足袋裸足麦藁帽という出で立ち、民子は手指を佩いて股引も佩いてゆけと母が云うと、手指ばかり佩いて股引佩くのにぐずぐずしている。
— 伊藤左千夫 『野菊の墓』 青空文庫
真ツ赤な顔をした大きい小僧で、ジャケッツを着てビロードのズボンをはいてゐる。
— 中原中也 『散歩生活』 青空文庫
恋がなけりやあ、指も折れないし、シャツもズボンも世の中になかつたらう……。
— 中原中也 『分らないもの』 青空文庫
彼は箱についてるセメントを、ズボンの尻でこすった。
— 葉山嘉樹 『セメント樽の中の手紙』 青空文庫
お前さんたちがどんなに田舎者見てえな恰好をしてたって、番頭に化けたって、腰弁に化けて居たって、第一、おめえさんなんぞ、上はアルパカだが、ズボンがいけねえよ。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
晒しでもねえ、木綿の官品のズボンじゃねえか。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
メリケン粉の袋のようなズボンの一方が、九十度だけ前方へ撥ね上った。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
足は膝から先が飛び上がっただけで、看守のズボンに微に触れただけだった。
— 葉山嘉樹 『牢獄の半日』 青空文庫
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ズボン(洋袴)とは衣服のボトムスの一種で、2本に分かれた筒に片脚ずつを入れて穿く形のものを指す。
出典: ズボン — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0