開き戸
ひらきど
名詞
標準
(hinged) door
文例 · 用例
黒い冠木門の両開き戸をあけるとすぐ玄関で案内を乞うと右脇にある台所で何かしていた老母らしきが出て来た。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
そうして便所へはいろうとする時に、そこの開き戸を明ける前に、柱に取付けてある便所の電燈のスウィッチをひねる。
— 寺田寅彦 『鑢屑』 青空文庫
そして硝子の開き戸がたって、そこに金文字でこう書いてありました。
— 宮沢賢治 『注文の多い料理店』 青空文庫
そして硝子の開き戸がたつて、そこに金文字でかう書いてありました。
— 宮沢賢治 『注文の多い料理店』 青空文庫
百合 (人形を抱き、媚かしき風情にて戸を開き戸外に出づ。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
戸袋と向合った壁に、棚を釣って、香水、香油、白粉の類、花瓶まじりに、ブラッシ、櫛などを並べて、洋式の化粧の間と見えるが、要するに、開き戸の押入を抜いて、造作を直して、壁を塗替えたものらしい。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
それでも半数は階下の開き戸から表へ飛び出してしまった。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
入口の一室はほんの六、七畳の板の間で、突き当りは物置らしい開き戸になっていた。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
作例 · 標準
玄関には重厚な木製の開き戸があり、家の格式を感じさせた。
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狭い部屋には、スペースを取らない引き戸よりも開き戸が適している。
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強風で開き戸が勢いよく閉まり、大きな音がした。
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