引き戸
ひきど
名詞頻度ランク #34315 · 青空 49 例
標準
sliding door
文例 · 用例
庭に近い室であったから、横の引き戸を開けて二人で外をながめるのであった。
— 夕顔 『源氏物語』 青空文庫
灯し火がつけば下の方だけの大戸が下りて、出入口は、引き戸へ潜り口のついたのが一枚おりている。
— 続旧聞日本橋・その三 『鬼眼鏡と鉄屑ぶとり』 青空文庫
お初の場合には、あんなに軋んだ引き戸が、闇太郎の、用心深い手にかかると、まるで丹念に油をくれた溝を走るかのように、辷るようにひらかれたのだ。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
宿へ戻るがいい」「かたじけない」 外の気配を、じっと、うかがった雪之丞、ふたたび、引き戸をあけて、つい、一瞬に、すがたは、もう、消え失せる。
— 三上於菟吉 『雪之丞変化』 青空文庫
博士はずんずんと奥へはいって、そこにある小部屋の引き戸をあけて、その中へはいった。
— 海野十三 『超人間X号』 青空文庫
山駕籠の引き戸が開いている。
— 国枝史郎 『神秘昆虫館』 青空文庫
専斎は引き戸へ手を掛けた。
— 国枝史郎 『大鵬のゆくえ』 青空文庫
黒塗りの金鋲打ち、引き戸に総を下げた駕籠であった。
— 国枝史郎 『血煙天明陣』 青空文庫
作例 · 標準
玄関には木製の引き戸があり、和風の趣がある。
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引き戸を開けて縁側に出ると、涼しい風が吹いてきた。
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この部屋は引き戸で仕切られていて、必要に応じて空間を広く使える。
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