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路地裏

ろじうら
名詞名詞-の形容詞
1
標準
back street
文例 · 用例
侘しい路地裏の長屋住い。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
またこの路地裏の道具屋が、私の、東京ではじめて草鞋を脱いだ場所で、泊めてもらった。
泉鏡花 木の子説法 青空文庫
一町の間に八つも路地裏のある貧乏たらしい町で、子供たちは母親にそそのかされてか、何遍も何遍も浅ましい手を出したが、そんな二度取り、三度取りをいちいちたしなめておれぬ忙しさだった。
織田作之助 婚期はずれ 青空文庫
その時、小雨の夜の路地裏の待合で、述懐しつつ、恥らったのが、夕顔の面影ならず、膚を包んだ紅であった。
泉鏡花 第二菎蒻本 青空文庫
路地裏に住む家族の方が、表通りに住む家族の数よりも多いのだ。
織田作之助 わが町 青空文庫
二三日、狭苦しい種吉の家でごろごろしていたが、やがて、黒門市場の中の路地裏に二階借りして、遠慮気兼ねのない世帯を張った。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
その夜はさすがに家をあけなかったが、翌日、蝶子が隠していた貯金帳をすっかりおろして、昨夜の返礼だとて友達を呼び出し、難波新地へはまりこんで、二日、使い果して魂の抜けた男のようにとぼとぼ黒門市場の路地裏長屋へ帰って来た。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
二階借りするにも前払いでは困ると、いろいろ探しているうちに、おきんの所へ出はいりして顔見知りの呉服屋の担ぎ屋が「家の二階空いてまんね、蝶子さんのことでっさかい部屋代はいつでもよろしおま」と言うたのをこれ倖いに、飛田大門前通りの路地裏にあるそこの二階を借りることになった。
織田作之助 夫婦善哉 青空文庫
作例 · 標準
新宿の賑やかなメインストリートから一本入った路地裏には、個性的な個人経営の小さなバーがひしめき合っている。
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野良猫がゴミ箱を漁っているような、薄汚れた路地裏の風景は、ハードボイルド小説の舞台によく似合う。
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あの美味しいと評判のラーメン屋、看板も出ていない路地裏にあるらしくて、地図を見ながらでも迷ってしまったよ。
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