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止揚

しよう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #4026 · 青空 179
1
標準
sublation
文例 · 用例
科學精神の熱意されるところには、いつも一方に童話精神が熱意され、科學とお伽話とが、辨證法的コントラストの止揚によつて對立してゐるのが、どこでも文明國の常態である。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
約言すれば、すべての客観主義的芸術とは、智慧を止揚したところの主観表現に外ならない。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
そうして「無地表、裏模様」の渋味、すなわち趣味としての渋味は、甘味を止揚したもので、第三段たる「合」の段階を表わしている。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
「沈潜」のうちにも過去を擁する止揚の感情が表わされている。
九鬼周造 「いき」の構造 青空文庫
範疇、当為、止揚、妥当などというむつかしい言葉も今日ではもう日用語になりきってしまった。
九鬼周造 外来語所感 青空文庫
彼は人生の存在を、根柢的に悲劇と見、避けがたい惡の宿命として觀念しながら大乘的の止揚によつて、また一切の存在を必然として肯定した。
萩原朔太郎 足利尊氏 青空文庫
憤慨もまた度を越すと、滑稽に止揚するものらしい。
太宰治 『玩具』あとがき 青空文庫
それらの相反するものが融合調和し相互に扶助し止揚することによって一つの完全なる全体を合成し、そうして各因子が全体としての効果に最も有効に寄与しているのでなければならない。
寺田寅彦 連句雑俎 青空文庫
作例 · 標準
ヘーゲルの哲学における止揚は、対立する概念をより高次元で統合することを示す。
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彼は弁証法的な思考を通じて、矛盾を止揚しようと試みた。
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止揚の概念は、単なる否定や肯定を超えた、発展的なプロセスだ。
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ウィキペディア

止揚 とは、ドイツの哲学者であるヘーゲルが弁証法の中で提唱した概念。揚棄(ようき)ともいう。

出典: 止揚 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0