芸無し
げいなし
名詞名詞-の形容詞
標準
unaccomplished person
文例 · 用例
こんな愚かな芸無しどもが、もろもろの芸術の神であるとは、どうしても私には考へられないのである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
一向ツマラヌ芸無し猿じゃ」と自分でも云うて御座る。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
ただ相も変らぬ芸無し猿、天才的な平凡児として持って生まれた天性を、あたり憚らず発揮しつくしながら悠々たる好々爺として、今日まで生き残って御座る。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
「私しゃ、芸無し猿でがして、何も出来ねえんでがすが、ただ一つ、手品を知ってますで……」 万はそう言って座敷の真ん中へ出て行った。
— 佐左木俊郎 『手品』 青空文庫
美術批評家と夏蜜柑7・9サンデー毎日 日本の宴会には、よくお客同志の余興づくしといつたやうなものがあつて、それあるがために自分の隠し芸を、人前に押し売りをする事の出来る楽しみもあるが、どうかすると、自分が芸無しのために飛んだ恥をかゝされることがよくある。
— 大正十一(一九二二)年 『茶話』 青空文庫
東野や矢代をふと見ると、いずれも役者になったことも知らず、苦苦しくふくれている芸無し猿の二本の大根に見えて来た。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
家作が何軒あるの地所を何程持っているのって外、何一つ碌な口も利けない芸無しの癖に。
— 佐々木邦 『いたずら小僧日記』 青空文庫
作例 · 標準
彼は自分を芸無しだと謙遜するが、実は多才だ。
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趣味もないし特技もない。我ながら芸無しな人生だ。
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飲み会で何も芸を見せられなくて、自分が芸無しだと感じた。
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