凡俗
ぼんぞく
形容動詞名詞
標準
mediocrity
文例 · 用例
春風ですよろこびやがれ凡俗!
— 中原中也 『春の日の怒』 青空文庫
ヘルン夫妻の結婚は、すべての点において特異であり、世の常の凡俗な夫婦関係とちがっていた。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
あるものはただ垢と、凡俗と、アジア風の生活ばかりです……僕はあまり糞眞面目な顏が、おそろしくもあれば嫌ひでもあります。
— 太宰治 『津輕地方とチエホフ』 青空文庫
嚴格な戒律の下に、一身を祈祷と沈默と勞働とに捧げて、あらゆる衆愚と凡俗の世を離れた靜かな修道院の中に自分の一生を過すと云ふこと――それは少くとも一つの奇蹟とも云ふべき生活である。
— 南部修太郎 『修道院の秋』 青空文庫
大湯で落合ひましやうよ、一|足さきへ……」 ……実は三|日余り、仙境霊地に心身共に澄切つて、澄切つた胸さきへ凡俗の気が見透くばかり。
— 泉鏡太郎 『十和田湖』 青空文庫
凡俗でないと思った。
— 太宰治 『デカダン抗議』 青空文庫
けれども自分の方から凡俗に降って膝を交えることは、とても出来|悪い性分なので、自分の自由をはたにひけらかし、また他を罵詈呵責してはたのものに何等かのショックを与えることの上に人間との交渉を保って行こうと馬翁の無意識が努めるらしい。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
だが、そうかと思えば、老人はまた自分が凡俗と違いのある距離を自分に意識さすためむやみに人をこき下すように云う事もある。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
作例 · 標準
He felt alienated by the *bonzoku* of his hometown, yearning for something more.
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The artist rebelled against the *bonzoku* culture, seeking to create something truly unique.
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She struggled to break free from the *bonzoku* expectations placed upon her.
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