外皮
がいひ
名詞
標準
skin
文例 · 用例
蚕や蛇が外皮を脱ぎ捨てるのに相当するほど目立った外見上の変化はないにしても、もっと内部の器官や系統に行われている変化がやはり一種の律動的|弛張をしないという証拠はよもやあるまいと思われる。
— 寺田寅彦 『厄年と etc.』 青空文庫
器械の桶の中に馬鈴薯を詰め込んで半馬力のモートルを運転させると、見る間に外皮は剥け落ち清浄に洗われて直ちに料理の出来るようになる。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
それからある植物の枯れた外皮と思われるのがあって、その植物が何だということがどうしても思い出せなかったりした。
— 寺田寅彦 『浅草紙』 青空文庫
二 ユフカ村から四五露里|距っている部落――C附近をカーキ色の外皮を纏った小人のような小さい兵士達が散兵線を張って進んでいた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
草原や、斜丘にころびながら進んで行く兵士達の軍服は、外皮を通して、その露に、襦袢の袖までが、しっとりとぬれた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
特にその最後の言を見よ、地下の釈迦も定めし迷惑であろうと、これ何たる言であるか、何人か如来を信ずるものにしてこれを地下にありというものありや、我等は決して斯の如き仏弟子の外皮を被り貢高邪曲の内心を有する悪魔の使徒を許すことはできないのである。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
しかもカメレオンの如き單なる外皮の變貌ではない。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
外皮から、腦髓から、胃袋から。
— 萩原朔太郎 『宿命』 青空文庫
作例 · 標準
この果物の外皮は厚いが、中はとても甘い。
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爬虫類は定期的に古い外皮を脱ぎ捨てる(脱皮する)。
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この建物の外皮は、断熱性と耐久性に優れた素材で覆われている。
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「このキノコ、外皮がちょっとヌメヌメしてるね。」「うん、でもこれが旨味なんだよ!」
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