雷管
らいかん
名詞
標準
detonator
文例 · 用例
井村は、飴ン棒のようなハッパを横にくわえ、ミチビを雷管にさしこむと、それをくわえているハッパにさしこんだ。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
泣かゆるに日は照り暑し湯気立てて蟶を今|釜に煮沸す照る砂に雷管のごと花落す朱欒一木が老いてお庭に棟瓦千石船の朱と碧は正目仰ぎて深き雑草鍋二つ汲水場に伏せて明らけき夏真昼なり我家なりにし白栄に蛇奔る裏堀は水紋の動き光とありつつ我が書斎たりし隠居家は、なほ遺れども、既に久しく鎖しぬ。
— 北原白秋 『夢殿』 青空文庫
自動着火するよう、雷管が両端に付されている。
— A SCANDAL IN BOHEMIA 『ボヘミアの醜聞』 青空文庫
雷管を蔵した岩尾根が低い天末に削られて、その上に火傷を浴びた雲を飛ばせば、菫青色の深まる天のぐんと向ふ。
— 逸見猶吉 『逸見猶吉詩集』 青空文庫
博士は地下の原料タンクから地上まで鉛管を何本も出して、ポンプで吸出すように仕掛を作っておいたから、雷管のついた薬莢さえあれば、いくらでもガス弾は作れるのであった。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
太陽が密閉された部屋の窓硝子に照りつけ、ドウムドーフが卓子の上に置いていた酒瓶をレンズと変じ、壁にかけられた銃の雷管に焦点があたって遂に発射させる。
— 井上良夫 『J・D・カーの密室犯罪の研究』 青空文庫
ブロード・ストリート37番地の雷管工場には私の理解するところでは約200人が雇われ、構内には2つの桶があって飲みたい人たちのためにいつでも街路のポンプからの水が供給されていた。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
「ウェスト・エンドにおいて雷管製造者の未亡人、59才、下痢2時間、コレラ感染16時間。
— ON THE MODE OF COMMUNICATION OF CHOLERA (1854) 『コレラの伝染様式について』 青空文庫
作例 · 標準
不発弾の撤去作業中、信管の中に残っていた雷管が爆発する恐れがあり、緊張が走った。
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ダイナマイトに雷管を取り付ける作業は、細心の注意を払わなければならない。
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雷管の小さな火花が、薬莢内の火薬を燃焼させて弾丸を前方へ押し出す。
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ウィキペディア
雷管 は、わずかな熱や衝撃でも発火する火薬を筒に込めた火工品。
出典: 雷管 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0