嫌がらせ
いやがらせ異読 イヤガラセ・イヤがらせ
名詞頻度ランク #13213 · 青空 88 例
標準
harassment
文例 · 用例
内心|忸怩としながらかうやつてどぜうの骨をしやぶつてゐるときには、あの忠告した坊主がほんたうは自分も食ひ度いのだがそれが食へぬので、あんな嫌がらせをいつたので、それを押して食つて居る自分を嗅ぎつけたら、うらやましくなつて、何か化性にでもなつて現れて来るやうな気がした。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
だけど若いうち好男子ぶって加奈子を嫌がらせたってから、私あんまり好かないわ。
— ――二つの連作―― 『春』 青空文庫
」と、まだ嫌がらせをいっていた。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
これは、前にもいったように、夫婦らしい愛情からの嫉妬というよりも、冷えた夫婦愛が内攻して起る病的なものであるだけに、性質が悪性で、相手を苛めぬいて、出来るだけ、嫌がらせて満足を得ようというのである。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
どんなに自分が無内容でも、卑劣でも、偽善的でも、世の中にはそんな仲間ばかり、ごまんといるのだから、何も苦しんで、ぶちこわしの嫌がらせを言う必要はないだろう、出世をすればいいのだ、教授という肩書を得ればいいのだ、などとひそかにお思いになっていらっしゃるのなら、我また何をか言わんやである。
— 太宰治 『如是我聞』 青空文庫
あいつは、俺が少しでも、甘そうなものを読んでいると、きっと前のように嫌がらせをいった。
— 菊池寛 『無名作家の日記』 青空文庫
しかるに、山野は俺や俺と同様に自信の薄い杉野などを、嫌がらせるために、そんな皮肉な場合を想像して喜んでいたのだ。
— 菊池寛 『無名作家の日記』 青空文庫
あんた方は兎角つまらない事を穿くり出しては人を嫌がらせる癖がありますね。
— 国枝史郎 『赤い手』 青空文庫
作例 · 標準
職場での執拗な嫌がらせに耐えかねて、彼女は退職を決意した。
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近所の住民から深夜に騒音の嫌がらせを受けていると警察に相談した。
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インターネット上での匿名の嫌がらせコメントに心を痛めている。
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新しい学校に転校してから、一部の生徒からの嫌がらせが始まった。
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ウィキペディア
嫌がらせ(いやがらせ)とは、相手を不快にさせたり不利益を与えたりするなど、肉体的・精神的な苦痛を与え、人間としての尊厳を侵害する行為の総称である。ハラスメント とも呼ばれ、日本語では「〇〇ハラ」と略称されることも多い。後述のように種類は多岐にわたり、代表的なものとしてパワーハラスメント(パワハラ)やセクシャルハラスメント(セクハラ)、マタニティハラスメント(マタハラ)などがある。ただしハラスメント の元の意味は "the act of annoying or worrying somebody by putting pressure on them or saying or doing unpleasant things to them(とある人にプレッシャーをかける不快な言動により、煩わせる・心配させること)" であり、当事者間に地位や権力、上下関係などの差に起因せず発生する。
出典: 嫌がらせ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0