虚仮威し
こけおどし
名詞形容動詞
標準
empty threat
文例 · 用例
何うも横文字って奴は虚仮威しでいけません」「成程、面白い御観察ですな。
— 佐々木邦 『親鳥子鳥』 青空文庫
何に、リスリンの一滴も落して虚仮威しの綺麗なレッテルを貼れば羽が生えて飛んで行きまさあ。
— 佐々木邦 『ぐうたら道中記』 青空文庫
例へば悪趣味で人を呼ぶ都会の料理屋の造り庭の全く無意味なこけおどしの石燈籠などよりも、寸分無駄のない合理的な発電所や変圧所の方がどの位美しく気持がよいか比較にならないやうに思はれるのである。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
例えば悪趣味で人を呼ぶ都会の料理屋の造り庭の全く無意味なこけおどしの石燈籠などよりも、寸分無駄のない合理的な発電所や変圧所の方がどのくらい美しく気持がよいか比較にならないように思われるのである。
— 寺田寅彦 『雨の上高地』 青空文庫
ダー、ダー、ダースコ、ダーダ、青い 仮面この こけおどし、太刀を 浴びては いっぷかぷ、夜風の 底の 蜘蛛おどり、胃袋ぅ はいて ぎったりぎたり。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
ダー、ダー、ダースコ、ダーダ、青い 仮面この こけおどし、太刀を 浴びては いっぷかぷ、夜風の 底の 蜘蛛をどり、胃袋ぅ はいて ぎったりぎたり。
— 宮沢賢治 『種山ヶ原』 青空文庫
たとえば、そのような推理をしておいて、その筋の真ん中を少し向こうへやって、聞き手にその始まりと結論だけを見せようものなら、人をあっと言わせることができるわけだが、まあ、ほんのこけおどしだ。
— THE ADVENTURE OF THE DANCING MEN 『踊る人形』 青空文庫
こけおどしの利く勿体ぶった美のかげには常に何となくギスギスした、又人間で云って見れば「カブト町」に住んで居る四十近くの男の様に投機めいた様子のあるものを抱えて居る。
— 宮本百合子 『繊細な美の観賞と云う事について』 青空文庫
作例 · 標準
彼のあの大口は単なる虚仮威しだから、本気で心配する必要はない。
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派手な演出で観客を圧倒しようとしたが、中身のない虚仮威しだと見抜かれた。
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相手の虚仮威しに屈することなく、冷静に自分の主張を伝え続けた。
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