霧笛
むてき
名詞頻度ランク #38532 · 青空 39 例
標準
foghorn
文例 · 用例
とにかく霧は航海には厄介なもので、この障害を防ぐために霧笛、霧砲などというものが色々工夫された。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
汽船で鳴らす霧笛、燈台で鳴らす号砲のような霧信号。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
その代わり彼はむやみやたらに霧笛を鳴らした。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
霧笛の場合は同じ汽笛でも、不吉な、落ちつかない、何だかソワソワした気持ちに人を引き込んだ。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
霧笛は、ますます深く、人から景色を奪う霧のように、その心から光と落ち着きとを奪うのであった。
— 葉山嘉樹 『海に生くる人々』 青空文庫
ただ、救いを求めるような霧笛だけが、ときどき低く重く、潮鳴の絶え間絶え間に聞えていた。
— 大阪圭吉 『灯台鬼』 青空文庫
今日も今日、父なる燈台守は、櫓のうえに立って望遠鏡を手にし、霧笛を鳴しながら海の上を見戍っていた。
— 竹久夢二 『おさなき燈台守』 青空文庫
昼の間は灯をつけることが出来ないからこの岬をまわる船のために、霧笛を鳴して海路の地理を示していたのであった。
— 竹久夢二 『おさなき燈台守』 青空文庫
作例 · 標準
深い霧に包まれた港に、沖を航行する船の霧笛が物悲しく響いている。
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視界不良のため、灯台は定期的に霧笛を鳴らして付近の船舶に警告を発した。
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霧笛の音を聞きながら、彼は遠い異国へと旅立った旧友のことを思い出した。
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