回想録
かいそうろく
名詞
標準
memoirs
文例 · 用例
所謂「思想家」たちの書く「私はなぜ何々主義者になったか」などという思想発展の回想録或いは宣言書を読んでも、私には空々しくてかなわない。
— 太宰治 『苦悩の年鑑』 青空文庫
「当分はまあ宅に引込んで、回想録でも書くんですね。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
物もあらうに、回想録とは、聞く身にとつて如何にも気持が悪かつた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
「回想録もよからうが、こゝで一つ君に相談があるんだがね。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
さういふ思召でしたら、なに回想録なんか何時でもいゝ事なんですから。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
前内閣の閣僚なぞも、役人を止めた所在なさに、一つ回想録でも書き出してはどんなものか知ら。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
ドイツの中産以上の家庭には通常、ヒンデンブルグやルーデンドルフの回想録は所有されており、広く読まれている。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
国民戦争に於ては中途半端の勝負は不可能である」との信念の下にルーデンドルフは回想録や「戦争指導と政治」の中に「敵国側の目的はドイツの殲滅にあるからドイツは徹底的に戦わねばならぬ」との意味を強調している。
— 石原莞爾 『戦争史大観』 青空文庫
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回想録(かいそうろく)は、記録あるいは文学作品の一形式で、ある事件、事象や時代に関する自らの経験を記したものである。また口述筆記させたり、他人の聞き書きによる著作もある。日本の新聞の多くは、記者による著名人の聞き書き(ロング・インタビュー)式回想の枠を設けている。回顧録(かいころく)又は回憶録(かいおくろく)とも呼ばれる。
出典: 回想録 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0