幼童
ようどう
名詞
標準
little child
文例 · 用例
さまざまの日本の男女、または幼童(周樹人は、たいへんな子供好きでありました)等を登場させてみたいと思つて居ります。
— 太宰治 『「惜別」の意圖』 青空文庫
幼童思慕詩篇肖像あいつはいつも歪んだ顔をして、窓のそばに突つ立つてゐる、白いさくらが咲く頃になると、あいつはまた地面の底から、むぐらもちのやうに這ひ出してくる、ぢつと足音をぬすみながら、あいつが窓にしのびこんだところで、おれは早取写真にうつした。
— 萩原朔太郎 『月に吠える』 青空文庫
幼童のもて遊ぶ伊呂波歌留多にもあるならずや、ひ、人の振り見てわが振り直せ、と。
— 太宰治 『花吹雪』 青空文庫
驚破「應」來れりと叫ぶ時は、幼童婦女子は遁隱れ、孩兒も怖れて夜泣を止む。
— 泉鏡太郎 『蛇くひ』 青空文庫
無意無心なる幼童は天使なりとかや。
— 泉鏡太郎 『蛇くひ』 青空文庫
春の蚊幼童物は観て、うつつならぬか、紋しろのてふてふか、汝。
— 北原白秋 『海豹と雲』 青空文庫
すっかり期待を裏切られた幼童の失望はどれほど大きかったか。
— 北原白秋 『木曾川』 青空文庫
草ひばりの声は、純粋な白金で造られた精巧な楽器を稚拙な幼童がもてあそんでいるような、ぎりぎりのイロニイであった。
— 立原道造 『夏秋表』 青空文庫
作例 · 標準
公園では、幼童たちが無邪気に走り回っている。
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幼童向けの絵本は、色使いが鮮やかで想像力を掻き立てる。
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その昔話は、幼童にも分かりやすいように語り継がれている。
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