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成人

せいじん
名詞頻度ランク #6033 · 青空 745
1
標準
adult
文例 · 用例
二人の仲の好い成人が、子供の片言のようなことをしゃべり合って、何時間もの長い間、笑ったり戯れたりしている風景こそ、おそらく真にフェアリイランド的であったろう。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
もし現代の日本の子供が、果して或る人々の言ふ如く、本來の童話精神を喪失し、老成人の如く常識家化して居るならば、正にそれは日本文化の虚脱である。
萩原朔太郎 童話と教育について 青空文庫
その表情に現はれた憎しみの感情は、成人のもつてるそれでなく、むしろ子供や野獸などにみる純眞の原始本能に類してゐる。
萩原朔太郎 田端に居た頃 青空文庫
それは舌たらずの片言であり、文法さへも解らないほど、不思議にイグノランスの文章だが、その子供らしさの無邪氣の中に、どんな成人の天才も及び得ない、奇妙な力強い魅力がある。
萩原朔太郎 室生犀星に就いて 青空文庫
) 須利耶さまは何気ないふうで、そんな成人のようなことを云うもんじゃないとは仰っしゃいましたが、本統は少しその天の子供が恐ろしくもお思いでしたと、まあそう申し伝えます。
宮沢賢治 雁の童子 青空文庫
自分はどうかこうか世間並の坊ちゃんで成人し、黒田のような苦労の味をなめた事もない。
寺田寅彦 イタリア人 青空文庫
もとより、この地上生活は、大體に於て、大人殊に成人した男子によつて導かれてゐるものだから、他の世界の人々が或る程度まで、それに適應して行くのは止むを得ない事ではある。
有島武郎 子供の世界 青空文庫
卑怯な成人たちに畢竟不可解な丈である。
宮沢賢治 『注文の多い料理店』広告文 青空文庫
2
標準
becoming an adult