入魂
にゅうこん
名詞動詞-サ変名詞-の形容詞頻度ランク #37705 · 青空 21 例
標準
putting one's heart and soul (into)
文例 · 用例
介錯は入魂の山伏の由に候。
— 森鴎外 『興津弥五右衛門の遺書』 青空文庫
月射しぬロアルの河の水上の夫人ピニヨンが石の山荘 巴里滞在中の夫妻は和田垣謙三博士に連れられ同博士入魂のピニヨン夫人といふ人のツウルの山荘に泊したことがある。
— 平野萬里 『晶子鑑賞』 青空文庫
ムクは、この著作に於てこそ、かなり知名にして有要な役目をつとめつつある犬ですけれども、田山白雲とは未だ相識の間でもなく、まして入魂の間柄でもありませんでした。
— 白雲の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
そのうちに土肥庄次郎は、長崎へ行くようになってから、二人の交りはパッタリと絶えて幾久しい間、ここでめぐり会ったというものだから、相当|入魂であるべきだが、実は土肥はその後の神尾をよく知らず、神尾もまたその後の土肥のことはあんまり知らずにいて、ここへ来たものだから、再会のようで、実は生面にひとしい。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
この空気によって見ると、岩倉と大久保の間は入魂になっているが、品川は初対面であるらしい。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
しかるに、彼の右側には、名士が、入魂のものに挨拶をし、差し出される手を握り、一口二口、機智に富んだ、または情を籠めた言葉を投げかけていた。
— LE VIGNERON DANS SA VIGNE 『ぶどう畑のぶどう作り』 青空文庫
「おーい、船頭の助蔵どんはいるかい」「うむ、俺をお呼びなさるは誰だえ」「船大工の与兵衛だ」「おお、与兵衛どんか」「大急ぎで頼みてえことがある、通してもらいてえ」「合点だ、それ梯子を下ろしてあげろ」 船大工の与兵衛|老爺とこの船の船頭の助蔵とは、入魂の間柄と見えました。
— 間の山の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
そのうえ本人は知るまいが妙子の兄弟がその後大学でお友達の叔父さんの学生になり私宅へも入魂に出入りしている。
— 中勘助 『結婚』 青空文庫
作例 · 標準
職人は、一つ一つの作品に入魂して作り上げている。
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彼女は論文を入魂の作として仕上げ、高い評価を得た。
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この試合は、選手たちが入魂のプレーを見せた感動的な一戦だった。
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標準
breathing a soul into (e.g. a Buddhist statue)
作例 · 標準
仏師は、彫刻に入魂するかのごとく、一点ずつ丁寧に作業を進めた。
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新しく建立された寺院で、本尊の入魂式が盛大に執り行われた。
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この絵画は、作者の魂が込められた入魂の一枚として知られている。
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標準
intimacy
作例 · 標準
彼らは長年の友情を、入魂の仲として大切にしている。
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師弟の間には、言葉では表せないほどの入魂の絆があった。
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この小説は、登場人物たちの入魂の関係性が読者の心を掴んだ。
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