開眼供養
かいげんくよう
名詞
標準
ceremony to consecrate a newly made Buddhist statue or image by inserting the eyes (thereby investing it with soul)
文例 · 用例
十七日、辛未、霽、将軍家の御持仏堂の御本尊、運慶造り奉り、京都より渡し奉らる、開眼供養の事有る可し、信濃守行光奉行として其沙汰有り。
— 太宰治 『右大臣実朝』 青空文庫
仏体勧進・仏像鋳造・開眼供養。
— 「餓鬼阿弥蘇生譚」終篇 『小栗判官論の計画』 青空文庫
あれからすぐ、大佛|開眼供養が行はれたのであつた。
— 釋迢空 『死者の書』 青空文庫
あれからすぐ、大仏|開眼供養が行はれたのであつた。
— ――初稿版―― 『死者の書』 青空文庫
あれからすぐ、大仏開眼供養が行われたのであった。
— 折口信夫 『死者の書』 青空文庫
開眼供養はなおその十年後である。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
唐から来た鑑真が唐招提寺に一つの中心を造ったのは、大仏の開眼供養よりは六七年も後のことで、ここに天平時代の後期が始まるのであるが、同じく玄宗時代の流風を伝えたにしても、三四十年前の道慈の時とは、かなり違って現われるのが当然である。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
大仏開眼供養の記事には舞台の記述がまるでないが、貞観三年の「開眼供養記」はかなり具体的にその構造をしるしている。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫