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茶棚

ちゃだな
名詞
1
標準
shelf on which tea and tea implements are kept
文例 · 用例
「五十人の生徒をあづかつてゐるのだから、その人間が自分一人の用事のために学校を休むなぞといふことはなりません」と、叔母は茶棚を片附けながら、押入れの中を拭いてゐる僕に喋舌りつづけてゐた。
中原中也 引越し 青空文庫
おぬいさんはその時立って茶棚の前に行っていたが、肩越しにこちらを振り返って、別に驚きもしないようににこにこしながら「どうぞ」といった。
有島武郎 星座 青空文庫
其奴の間夫だか、田楽だか、頤髯の凄まじい赤ら顔の五十男が、時々長火鉢の前に大胡坐で、右の叔母さんと対向になると、茶棚|傍の柱の下に、櫛巻の姉さんが、棒縞のおさすり着もの、黒繻子の腹合せで、襟へ突込んだ懐手、婀娜にしょんぼりと坐っているのが毎度と聞く。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
」 茶棚に背後向きになった肩を拊つばかり、ハタとそこへ、縁起棚から輝いて落ちたのは、清葉が、前に翳したままそこにさし置いた舞扇で。
泉鏡花 日本橋 青空文庫
三畳の方は茶の間になツてゐて、此處には長火鉢も据ゑてあれば、小さなねずみいらずと安物の茶棚も並べてある。
三島霜川 平民の娘 青空文庫
」 と振返りざまに背後向きに肩を捻じて、茶棚の上へ手を遣った、活溌な身動きに、下交の褄が辷った。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」 茶棚の傍の襖を開けて、つんつるてんな着物を着た、二百八十間の橋向う、鞠子辺の産らしい、十六七の婢どんが、「ふァい、奥様。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」 夫人がした通りに、茶棚の傍の襖口へ行きかけた主税は、(菅女部屋)の中を、トぐるりと廻って、苦笑をしながら縁へ出ると、これは!
泉鏡花 婦系図 青空文庫
作例 · 標準
祖父の家には立派な茶棚があり、たくさんの茶器が並べられていた。
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新しい家に引っ越したら、お気に入りの茶器を飾るための茶棚を置きたい。
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茶棚の引き出しには、年代物の茶杓が大切にしまわれていた。
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