金環
きんかん
名詞
標準
gold ring
文例 · 用例
雪峡宮沢賢治塵のごと小鳥なきすぎほこ杉の峡の奥よりあやしくも鳴るや み神楽いみじくも鳴るや み神楽たゞ深し天の青原雲が燃す白金環と白金の黒の窟を日天子奔せ出でたまふ
— 宮沢賢治 『雪峡』 青空文庫
〔白金環の天末を〕白金環の天末を、 みなかみ遠くめぐらしつ、大煙突はひさびさに、 くろきけむりをあげにけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 一百篇』 青空文庫
口に金環色を嵌めていた。
— 岡本かの子 『唇草』 青空文庫
足には流石に英国風の飾り靴をはいて居たが足頸にも金環をはめて居た。
— 岡本かの子 『ガルスワーシーの家』 青空文庫
而して数百数千の細流は其中心より出でゝ金環を周綴し、而して又た再び其の金環より中心に帰注するものなり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
一二一一年頃ジャーヴェ筆『皇上消閑録』を見ると、その頃既に仏国でも、竜は詰まらぬ河童様の怪魅と為りおり、専ら水中に住み、人に化けて市へ出るが別に害をなさず、婦女童児水浴びるを覗い、金環金盃に化けて浮くを採りに懸るところを引き入れて自分の妻に侍せしむとあり。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
身には元通りな衣が纏はれ、頭上には燦たる金環が輝いて居た。
— 牧野信一 『闘戦勝仏』 青空文庫
李英朴山口|卓根先生 オルガは甲谷の傍へ寄って来ると、支那婦人の用いる金環の※を手首に嵌めて涼しげに鳴らした。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
標準
corona
ウィキペディア曖昧さ回避
金環(きんかん)とは 金で出来た輪、あるいは金色をした輪の意。 古墳時代から飛鳥時代にかけての耳飾りの一種。「耳環」と呼ばれるもののうち、金製または金の鍍金、金貼りをされた金色のものを言う。耳環を参照。
出典: 金環 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0