近刊
きんかん
名詞名詞-の形容詞
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文例 · 用例
(明治四十一年五月一日『東京朝日新聞』) 七十六 空中の巡査 近刊の某地学雑誌に上のような表題を掲げて鳥類の保護を論じている人がある。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
これは竜舌蘭の厚い葉の汁から製するそうで、近刊の某誌によれば次のような方法によるという。
— 寺田寅彦 『話の種』 青空文庫
またその巻頭に掲載された和辻哲郎氏の「風土の現象」と題する所説と、それを序編とする同氏の近刊著書「風土」における最も独創的な全機的自然観を参照されたい。
— 寺田寅彦 『日本人の自然観』 青空文庫
そして近刊の天文の雑誌を調べてみるとそれが火星だという事がすぐに判った。
— 寺田寅彦 『小さな出来事』 青空文庫
このような珍しい現象の記録をそれが消えない今のうちに収集しておくのは、切手やマッチのレッテルの収集よりは有意義であろうと思っていたが、近刊の板垣鷹穂氏著「芸術的現代の諸相」の中に、このような収集の一部が発表されているのを見てなるほどと思うのであった。
— 寺田寅彦 『カメラをさげて』 青空文庫
「青猫」はイマヂスムの詩集でなく、近刊の詩集「氷島」と共に、私にとつての純一な感傷を歌つた詩集であつた。
— 萩原朔太郎 『定本青猫』 青空文庫
健脳な読者の中には、ずっと昔、自分と室生犀星等が結束した詩の雑誌「感情」の予告に於て、本書の近刊広告が出ていたことを知ってるだろう。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
しかしそれでも、近く出そうという下心だけは残っていたので、「近代風景」その他の雑誌で、しばしばこの『自由詩の原理』を近刊すべく、読者に約束したりした。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
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