菌環
きんかん
名詞
標準
fairy ring
文例 · 用例
三男 裏のきんかんの木の下だよ。
— 新美南吉 『病む子の祭』 青空文庫
ころびそうな足元で庭を一順廻ると、温室のくもりガラスを透して、きんかんの黄色な実が、ぼんやりと花の様に見えて居る。
— 宮本百合子 『霜柱』 青空文庫
七つ八つの頃、きんかんが何よりすきで、祖母と浅草に行くときには、きっと糸で編んだ袋に入ったきんかんを買ってもらった事を思い出す。
— 宮本百合子 『霜柱』 青空文庫
「きんかん、これだけおくれ。
— 木内高音 『水菓子屋の要吉』 青空文庫
糸は「いわない」またの名を「きんかん」というのが最もよいとしている。
— 淡島寒月 『凧の話』 青空文庫
「蜜柑、きんかん、わしゃ好かん。
— 直木三十五 『南国太平記』 青空文庫