詩神
ししん
名詞
標準
the Muses
文例 · 用例
「詩」という一つの観念は、古代より近代に至るまで、西洋のあらゆる文学史を一貫し、小説も戯曲もエッセイも、すべてがこの母音の上に詩神を立脚している。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
然れども倫理といふ実用を以て、文学の命運を縮むるは詩神の許さゞるところなり。
— 北村透谷 『明治文学管見』 青空文庫
尽きず朽ちざる詩神、風に乗り雲に御して東西を飄遊し玉へり。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
是より風流の道大に開け、人麿赤人より降つて、西行芭蕉の徒、この詩神と逍遙するが為に、富嶽の周辺を往返して、形なく像なき紀念碑を空中に構設しはじめたり。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
詩神去らず、この国なほ愛すべし。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
詩神去らず、人間なほ味あり。
— 北村透谷 『富嶽の詩神を思ふ』 青空文庫
飛行の詩神を畫ける仰塵、オリユムポスの圖を寫したる幕、黄金を鏤めたる觀棚など、當時は猶新なりき。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
詩神は蒼茫たる地中海を渡り、希臘の緑なる山谷の間にいたりぬ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
作例 · 標準
詩人はインスピレーションを求めて、詩神に祈りを捧げた。
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彼女の歌声は、まるで詩神が舞い降りたかのような神々しさがあった。
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古代の文学作品には、詩神ミューズたちがしばしば登場する。
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