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薄暗い

うすぐらい
形容詞頻度ランク #19461 · 青空 4064
1
標準
dim
文例 · 用例
過去よながいながい孤獨の影よその影を岩にひきずる冬の日の薄暗い濱邊に立つて意味のふかい人生を見る。
萩原朔太郎 眺望する 青空文庫
夜の十一時、不意の自動車、薄暗い電氣、細長い五本の指、死後の生活の話、ふり亂した長髮、蒼ざめた病身の顏、影のやうに消えた後姿。
萩原朔太郎 芥川君との交際について 青空文庫
」妹は、夕闇の迫った薄暗い部屋の中で、白く美しく笑って、「ねえさん、あたし、この手紙読んだの。
太宰治 葉桜と魔笛 青空文庫
私は馬場とふたり、本郷の薄暗いおでんやで酒を呑んだ。
太宰治 ダス・ゲマイネ 青空文庫
日本の夏に特有な、梅雨時の暗い天気と、畳の上にカビが生えるような、じめじめした湿気と、そうした季節に、そうした薄暗い家の中で、陰影深く生活している人間の心境とが、句の表象する言葉の外周に書きこまれている。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
奈良という侘しい古都に、薄暗い古道具屋の並んだ場末を考えるだけで寂しいのに、秋の薄暮の灯ともし頃、宵の燈火の黄色い光をイメージすると、一層情趣が侘しくなり、心の古い故郷に思慕する、或る種の切ないノスタルジアを感じさせる。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
しかもこの新日本的の那須野と対照して、那須温泉そのものの薄暗い感じを思ふのは不快である。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
衣装にすれば色彩の鮮明な、白とか、青とか、水色とかいつたやうなものが好く、建築にすれば、感じの薄暗い田舎風の家より、明るい西洋建築や、軽快な都会風の家屋が好い。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
作例 · 標準
例句
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