楽しみにする
たのしみにする
表現動詞-サ変-する
標準
to look forward to
文例 · 用例
わざわざ痕をつけて、それが日々黒くなるのを楽しみにする人はめったになさそうに思われる。
— 寺田寅彦 『雑記帳より(2)』 青空文庫
しかし困った事には日本の子供は、私の誕生日を祝うことよりも私の家来のサンタクローズにいろいろのものを貰う方を楽しみにするようです。
— 夢野久作 『雪の塔』 青空文庫
寛斎が廊下に出てはながめるのを楽しみにする椎の枝なぞは、夜から降り積もる雪に圧されて、今にも折れそうなくらいに見える。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
めったに家を離れることのないお民が、兄と共に踏んで行くことを楽しみにするも、この山道だ。
— 第一部上 『夜明け前』 青空文庫
馬籠本陣の店座敷では、翌朝の出発を楽しみにする三人が久しぶりの炬燵話に集まった。
— 第一部下 『夜明け前』 青空文庫
峠のふもとをめぐる坂になった道、浅い谷、その辺は半蔵が歩くことを楽しみにするところだ。
— 第二部上 『夜明け前』 青空文庫
ひどく肩でも凝る晩に、彼は森夫や和助を部屋へ呼びよせてたたかせることを楽しみにするが、それもただはたたかせない。
— 第二部下 『夜明け前』 青空文庫
ちょうど、そろって成長するのを楽しみにする三人の仲のいい兄弟のように。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫