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心待ちにする

こころまちにする
表現動詞-サ変-する
1
標準
to look forward to
文例 · 用例
私の方でも新茶の季節になると、もうそろ/\靜岡から便りのある頃かなぞと思ひ出して、それを心待ちにするやうになつた。
島崎藤村 短夜の頃 青空文庫
今度の瓶は何ができるかいな、と心待ちにする方が、いつもうまいドブロクをのむ単調さよりも好もしいようにも思う。
坂口安吾 水鳥亭 青空文庫
そして、客の好みに適つた食物なども拵へて心待ちにするやうになつた。
正宗白鳥 假面 青空文庫
大掃除とか、家の羽目板のあく洗いなどというたぐいの、年に幾たびと数えるほどしかないことだったが、それでさえ心待ちにする稼ぎの内にはいっていた。
鶯ばか 赤ひげ診療譚 青空文庫
かような次第で、いついつにマルファ・ペトローヴナが、どこそこでその手紙を読むということが、どこの家でも知れ渡って、心待ちにするようになりました。
フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 罪と罰 青空文庫
初めのうちは父も時に応じて彼の家を訪ねておったが、心待ちにするわが息子の勲功の知らせは一向に参らず、何事もなく在陣しておるゆえご安心くだされなどとある手紙が届いた時などは、ただ熱い涙を流すのみであった。
藤野古白 戦争 青空文庫
走馬燈の心棒に立ったように、いろんな影が自分を中心に織りめぐって、うしろにあるはずの影が前に居たり、前にさす影がうしろに居たり、心待ちにする影は来ないで思わぬ影がぽっかりと現われたり、すべて、疑心暗鬼から生まれる影が、目のさき足の先にちらついて、妙に心を臆病にさせる。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
しかし、きょうの半日を、この岬のはなの風にあたッて、根気よく海とにらみ合いをしていたのは、まったく、それとは意味のちがうものであって、「まだ見えない」「はてな、きょうは波も穏やかだし、日どりの狂うはずはねえが」 と、何か心待ちにするのか、ついそこで、日の暮れるのをうッかりしていたものであります。
吉川英治 江戸三国志 青空文庫
作例 · 標準
私は、来週の友人の訪問を心待ちにしています。
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彼女は、卒業後の新しい生活を心待ちにしていた。
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長年待ち望んでいたプロジェクトがついに開始され、関係者は皆、その成功を心待ちにしている。
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心待ちにする(こころまちにする) — 幻辞.com