幻辞.com

浚渫

しゅんせつ
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
dredging
文例 · 用例
今度出来て来た詩集をみると「浚渫船」とある。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
どういふつもりで付けたのかまだ訊ねてみないが、僕が勝手に想像する所では、無口でそつとしておいて貰ひたい男が、誰でもが多かれ少なかれ感じてはゐても余りに底深い、流れだとして殆んど全く触れないで過ぎる態の非情を、人目にも立たず浚渫してゐるといつた風の心得であらうと思ふ。
中原中也 詩集 浚渫船 青空文庫
運河には浚渫船が腰を据えていた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
浚渫船のデッキには、石油缶の七輪から石炭の煙が、いきなり風に吹き飛ばされて、下の方の穴からペロペロ、赤い焔が舌なめずりをして、飯の炊かれるのを待っていた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
団扇のような胴船が、浚渫船の横っ腹へ、眠りこけていた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
浚渫船の胴っ腹にくっついていた胴船の、船頭夫婦が、デッキの上で、朝飯を食っているのが見えた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
そして橋の手すりに肘をついて浚渫船をボンヤリ眺めた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
次には、浚渫船で蒸汽を上げるのに、ウント放り込んだ石炭が、そのまま熔けたような濃い烟になって、私の鼻っ面を掠めた。
葉山嘉樹 浚渫船 青空文庫
作例 · 標準
港の入り口を浚渫して、大型船が安全に入港できるようにした。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「この川の浚渫作業は、いつ頃終わる予定ですか?」と住民が尋ねた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
浚渫によって、水底に溜まった土砂が取り除かれた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
ウィキペディア

浚渫 は、港湾・河川・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去る土木工事のことである。浚渫作業用の船舶を浚渫船(しゅんせつせん)という。

出典: 浚渫 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0