土砂
どしゃ異読 どさ
名詞頻度ランク #19089 · 青空 197 例
標準
sediment
文例 · 用例
このような微塵は通例有機質の繊維や鉱物質の土砂の破片から成り立っている。
— 寺田寅彦 『塵埃と光』 青空文庫
されば大川の水のおのづからに土砂を流出するもの、極めて自然の状態をなして遠浅の海底を形づくるが中に、佃島の東の本澪の遠く南品川の沖に達すると、佃島西の上総澪の月島下流に至るとの二線がやゝ深き水路をなすあるのみ、岩礁の伏在するもなく、特別の潮路の去来するもなし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
けだし東京前面の海の遠浅なるは、隅田川中川及び江戸川の流出する土砂の自然に堆積せるがためなれば、その砂洲の意外に広大にして、前に挙げたる二条の澪の外に大船巨艦を往来せしめがたきの観あるも怪むに足らずと言ふべし。
— 幸田露伴 『水の東京』 青空文庫
もう一つ対流渦による週期的現象で珍しいのは「構造土」と名づけられるもので、たとえば乗鞍岳頂上の鶴が池、亀が池のほとりにできる、土砂と岩礫による亀甲模様や縞模様である(1)。
— 寺田寅彦 『自然界の縞模様』 青空文庫
こゝは英雄の心事料るべからずであるが、打まけられる湯の方では、何の斟酌もあるのでないから、倒に湯瀧三千丈で、流場一面の土砂降、板から、ばちや/\と溌が飛ぶ。
— 泉鏡太郎 『錢湯』 青空文庫
ハッと驚ろく間もなく、バラバラと石塊混りの土砂が雪崩をなして落ちて来る。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
吾々の立止まるを見るや、彼等はなおも猛烈に土砂石塊を浴せかけんと、鶴嘴を振り上げる。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
その夜、小沢は土砂降りの雨にびっしょり濡れながら、外語学校の前の焼跡の道を東へ真直ぐ、細工谷町の方へ歩いていた。
— 織田作之助 『夜光虫』 青空文庫
作例 · 標準
大雨で山から大量の土砂が流れ出した。
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災害現場では、土砂の撤去作業が急ピッチで進められた。
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河川の底には、長年の堆積で土砂がたまっている。
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