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直向き

ひたむき
形容動詞頻度ランク #24855 · 青空 2
1
標準
earnest
文例 · 用例
その辺一体は白泡に閉ざされ数千の白馬が鬣を振って踊りを躍っているように見えたが、その白泡の真ん中所に直径半町もあろうかと思われる蒼黒い穴が開いていて、湖中の水はそこを目掛けてただ直向きに押し寄せていた。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
右衛門さんとはよも添わすまい」 お吉の心はただ直向きに島君殺しに懸かっていた。
国枝史郎 蔦葛木曽棧 青空文庫
そして人びとは誰一人それを疑おうともせずひたむきに音楽を追っている。
梶井基次郎 器楽的幻覚 青空文庫
ひたむきに鳴くのが私の胸へも応えるほどになって来た。
梶井基次郎 交尾 青空文庫
それだけに本物であり、そしてまた本物であるだけに、わざとらしい見せ掛けがなく、ひたむきにうぶであり、その点に私は惹きつけられたのだ。
――戦災余話 起ち上る大阪 青空文庫
すると、お嬢さまは、相手が縦令どんなに取るに足らなそうな男でも、そのひたむきな純潔な愛は天地にかけ更えもない優美な貴いものだ――その愛情にほだされない様な女は永遠に真実の愛に祝福される機会を取り逃がす不幸せな女だ、と仰有って、しまいには泪さえ流して、あなたのために弁護なさいました。
渡辺温 アンドロギュノスの裔 青空文庫
女性が、心の底で、こっそり求めているものも、そのような、ひたむきな正直な好意以外のものでは無いと思います。
太宰治 ろまん燈籠 青空文庫
ともかくも、ひたむきに一心不乱に歩いて、行きついた道の終りだ。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
作例 · 標準
古い肖像画に描かれた貴婦人の首元には、豪華な襞襟が輝いていた。
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舞台衣装の襞襟は、当時のファッションを忠実に再現していた。
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彼女は、ハロウィンの仮装で、まるで中世の貴族のような襞襟をつけた。
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直向き(ひたむき) — 幻辞.com