不真面目
ふまじめ
形容動詞名詞
標準
not serious
文例 · 用例
おまけに牧野さんが酔ふと発しはじめるのなぞは、当人に自制力がないよりも、周囲が彼にとつてはあまりに不真面目に見える所から起るのであつたと考ふべき点もあるのであるから、さういふ定説が呑気に繰返されることは辛かつたのである。
— 中原中也 『思ひ出す牧野信一』 青空文庫
不真面目になつてるからだ。
— 中原中也 『生と歌』 青空文庫
ドイツ学生の中にはずいぶん不真面目らしい茶目や怠け者も居て一体に何となく浮世臭い匂がこの教室全体に漂っているのを感じた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
不真面目にすると、お前のためにならんぞ!
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
彼等朴直勤勉なるべき地方人士をして、かくも懦弱に、かくも不真面目ならしめたのは、偽文明の悪風|漸く日本の奥までも吹き込んで、時々この辺に来る高慢な洋人輩や、軽薄な都人士等の悪感化を受けた故もあろう。
— 押川春浪 『本州横断 癇癪徒歩旅行』 青空文庫
」「はじめてとは、何がはじめてなの」 小田策之助は真面目か不真面目か判らぬ様な顔をして、きいた。
— 織田作之助 『それでも私は行く』 青空文庫
葉子はそこで倫理的に一人の妻帯男が一人のマダムに対する不真面目な態度を批判して不愉快になったのでは無い。
— 岡本かの子 『鶴は病みき』 青空文庫
このデンマークで、いま不真面目なのは君だけだ。
— 太宰治 『新ハムレット』 青空文庫
作例 · 標準
彼はいつも冗談ばかり言っていて、少し不真面目なところがある。
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授業中に不真面目な態度をとっていたら、先生に厳しく叱られた。
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一見不真面目そうに見えるが、実は誰よりも仕事熱心な男だ。
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