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尊像

そんぞう
名詞
1
標準
statue of a noble character
文例 · 用例
ところが私の今お話しするさわぎが起こった年から五十年ほど前に、町のおもだった人々が、その聖者の尊像をないしょで町から持ち出して、五、六里もはなれた所にある高い山の中にかくまってしまったのです。
有島武郎 かたわ者 青空文庫
そこでピエールの仕事というのは大きなふくろを作って、それに町の人々が奉納するお金や品物を入れて、ちんばを引き引き聖マルティンの尊像の安置してある険しい山に登ることでした。
有島武郎 かたわ者 青空文庫
ここでトゥロンでも年寄った人々がよりより相談して、長い間山の中にかくまっておいた尊像を町におむかえしようという事に決まりました。
有島武郎 かたわ者 青空文庫
よく聞いてみると聖マルティンの尊像がやがて山から町におはいりになるといっているのです。
有島武郎 かたわ者 青空文庫
たくさんの人々にとりかこまれた古い聖マルティンの尊像がしずしずと近づいて来ていたのです。
有島武郎 かたわ者 青空文庫
調和せざる事象に、時代錯誤に、溝渠の上なる帆を張りたる軍艦に、洋館の側に起る納曾利の古曲に、煉瓦の壁の隣りなる格子戸の御神灯に、孔子の尊像の前に額づくフロツクコオトの博士等に――是等の不可思議なる光景に吾等の脳髄が感ずる驚駭を以て自分等の趣味を満足して置かねばならぬ。
木下杢太郎 市街を散歩する人の心持 青空文庫
けがれた心を洗いまひょと、彼女たちは不動明王の尊像に水をかける。
織田作之助 大阪発見 青空文庫
その老婆の枕のうえには、私は見て虔ましくなった、金の十六弁の菊の御紋章が光り、今上皇后両陛下に摂政宮と妃殿下の御尊像が並び立たせられた石版刷りの軸が一本、まことにありがたそうに掛け垂らしてあった、そのそよともせぬ閑かさ。
北原白秋 フレップ・トリップ 青空文庫
作例 · 標準
寺院には、開祖の「尊像」が安置されており、多くの参拝者が訪れる。
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博物館で見た「尊像」は、その緻密な彫刻に息をのむほどだった。
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彼は、尊敬する指導者の「尊像」を自室に飾っていた。
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