肖像
しょうぞう
名詞頻度ランク #9595 · 青空 1018 例
標準
portrait
文例 · 用例
ああ汝の肖像、われらおよばぬ至上にあり、金屬の中にそが性の祕密はかくさる、よしわれ祈らば、よしやきみを殺さんとても、つねにねがはくば、われが樂欲の墓場をうかがふなかれ、手はましろき死體にのび、光る風景のそがひにかくる。
— 萩原朔太郎 『光る風景』 青空文庫
前者の詩篇には、僕の見たド氏の生理的内臟圖が描かれてあり、後者の詩集には、室生君の見たド氏の人道的な肖像が描かれて居た。
— 萩原朔太郎 『初めてドストイェフスキイを讀んだ頃』 青空文庫
その後『文章世界』で読者から紀行文家を投票させて、最高点を得た人に、彫塑かまたは油絵肖像を贈呈するということであった。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
私は油絵の肖像を希望した。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
原品の肖像画は、「紀行文豪」たる、あるいはたりし記念として、家蔵としている。
— ――田山花袋氏―― 『紀行文家の群れ』 青空文庫
君の肖像と事蹟とは、米国の親友お札博士の名で日本に知られているところの、スタア氏の著書『フジヤマ』(英文単行本)によって、同情ある筆で世界に伝えられたが、故国で、知音諸氏によって、君を追悼した登山会が催されたとすれば、君にはいい手向けである。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
四郎がお蘭のところへ来なくなって、この白痴の少年が金モールの服をつけ曲馬の間に舞台に現れて、唄をうたい踊りを踊ったのち、真鍮の小判だの肖像入の黄財布だのを福の縁起だといって見物に売るという噂を耳にした、お蘭は立っても居てもいられなかった。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
これを極端までもって行くとカリカチュアが一番正確な肖像画になる勘定である。
— 寺田寅彦 『観点と距離』 青空文庫
作例 · 標準
美術館には、数々の偉人の肖像画が展示されていた。
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彼女は、亡き夫の肖像を毎日眺めては、思い出に浸っていた。
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この古い城には、歴代の領主の肖像が飾られている。
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