檣楼
しょうろう
名詞
標準
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文例 · 用例
前檣楼の下の桁に、するすると信号旗があがった。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
しかし、その中央で王座のように蟠って君臨しているのが、黄銅製の台座の柱身にはオスマン風の檣楼、羽目には海人獣が象嵌されていて、その上に、コートレイ式の塔形をなした人形時計が載せられている――一つがそれだった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
配置につかんと、艦内に行きかう人の影織るがごとく、檣楼に上る者、機関室に下る者、水雷室に行く者、治療室に入る者、右舷に行き、左舷に行き、艦尾に行き、艦橋に上り、縦横に動ける局部の作用たちまち成るを告げて、戦闘の準備は時を移さず整いぬ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
このクイクイ岬は、まるで戦艦の檣楼のような形をしていた。
— 海野十三 『火星兵団』 青空文庫
五十日の後、救助船が行ったとき、三人だけが檣楼の上に残っていた。
— 久生十蘭 『海難記』 青空文庫
」 と、檣楼の上からどなった。
— 望蜀の巻 『三国志』 青空文庫
(つづけてよむ)いかなるちしき上人、そのかみ、しゃか仏ほどのにょらいも、五体に身を受けたまえば、やまいのくるしみ、しょうろうびょうしとて、なくてかなわぬ物にて候。
— 倉田百三 『出家とその弟子』 青空文庫
作例 · 標準
荒れた海の上、水兵は檣楼から遠くの陸地を探した。
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船が港に近づくと、檣楼に旗が掲げられた。
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檣楼から見下ろす甲板は、まるでミニチュアのようだった。
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