きめ細か
きめこまか異読 きめごまか
形容動詞頻度ランク #27674 · 青空 3 例
標準
smooth
文例 · 用例
玉なめらかに、きめ細かに、白妙なる、乳首の深秘は、幽に雪間の菫を装い、牡丹冷やかにくずれたのは、その腹帯の結びめを、伏目に一目、きりきりと解きかけつつ、「畜生……」 と云った、女の声とともに、谺が冴えて、銃が響いた。
— 泉鏡花 『神鷺之巻』 青空文庫
きめ細かな記述が可能なCは、異なった機種への移植が比較的簡単に行える点でも強みを発揮できるように思えた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
自分のようなものにもこんな子が生れたのだという、あたり前の考えが珍らしく、きめ細かい人間の内側のちからを感じた。
— 室生犀星 『童子』 青空文庫
しみやそばかす一つない、きめ細かな絹のようにつややかな薄い皮膚で、鞣すようなバーの間接照明の光を受け、その肌はいっそうしなやかに、濡れたような輝きを放っている。
— 山川方夫 『ジャンの新盆』 青空文庫
きめ細かく滑かなため、印刷の用紙として上々のものであります。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
キャフェのテラスに並んでうそ寒く肩をしぼめながら誂えたコーヒの色は一きわきめこまかに濃く色が沈んで、唇に当るグラスの親しみも余計しみじみと感ぜられる。
— 岡本かの子 『巴里の秋』 青空文庫
紅赤の蒸焼せるをほくと割れば、さらさらときめこまかなる金むくの身のいかに健かにも頼むに足るの現実ぞや。
— 岸田國士 『生活のうるほひ』 青空文庫
やはり海辺そだちは違うのね、あの子が海を好くばかりか、見ていると、海はあの子がしなやかにきめこまかな体の線を張って、いのちの箭のように波間にくぐり貫いて行くのを、よろこびだきとるようで、一層嬉々と波だち光り、体を丈夫にする塩のふくまれたゆたかな水圧で、あの子の体を軽くしめつけるようでした。
— 一九四三年(昭和十八年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
この洗顔フォームをネットで泡立てると、驚くほどきめ細かな泡が作れる。
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伝統工芸で作られたこの和紙は、きめ細かな肌触りと独特の光沢が特徴だ。
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ベテランの陶芸家は、きめ細かな粘土を使って指先だけで繊細な一輪挿しを形作った。
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標準
meticulous
作例 · 標準
あの老舗旅館のきめ細かなおもてなしには、海外から訪れた賓客も深く感動していた。
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塾の先生は、生徒一人ひとりの苦手分野に合わせたきめ細かな指導を徹底している。
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彼女はチーム全体の状況を把握し、きめ細かなフォローができるのでリーダーとして信頼が厚い。
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