付加詞
ふかし
名詞頻度ランク #35583 · 青空 0 例
標準
adjunct
文例 · 用例
佐竹は太宰のすぐ傍にながながと寝そべり、いかにも、つまらなそうに眼玉をきょろきょろうごかしながら煙草をふかしていた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
一日ぼんやり机のまへに坐つて、煙草ばかりふかしてゐる。
— 太宰治 『九月十月十一月』 青空文庫
自分も陳列所前の砂道を横切って向いの杉林に這入るとパノラマ館の前でやっている楽隊が面白そうに聞えたからつい其方へ足が向いたが丁度その前まで行くと一切り済んだのであろうぴたりと止めてしまって楽手は煙草などふかしてじろ/\見物の顔を見ている。
— 寺田寅彦 『根岸庵を訪う記』 青空文庫
エー、それから、あ、それでよろしい」 船長は、黴菌を殺すために、――彼はそう考えた――高価な、マニラで買い込んだ許りの葉巻を、尻から脂の出るほどふかしながら、命令した。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
風のある宵に蚊帳の内と外とで煙草をふかしてみても知れる。
— 寺田寅彦 『蚊帳の研究』 青空文庫
」 カムパネルラが、さう云ってしまふかしまはないうち、次のりんだうの花が、いっぱいに光って過ぎて行きました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
「甘えてすねて」とか「甘えるすがた色ふかし」などいう言葉に表われている。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
私は多彩な女の断面図にベールをかけるように煙草のけむりをふかした。
— 吉行エイスケ 『スポールティフな娼婦』 青空文庫
作例 · 標準
言語学では、文の核心的な要素ではない任意的な要素を付加詞という。
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時間や場所を表すフレーズは、多くの文で付加詞として機能する。
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付加詞を重ねることで、文の内容をより詳細に記述できる。
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